大森ヒロシさん
シニアグラフィーの舞台を観に行ったことのある方には馴染の深い、東京ボードビルショー出身の大森ヒロシさん。
この方のブログに、「かば」の話題が出てましたので、一部を紹介します。
正直初めは、大丈夫かぁ〜?
と思いながら見てました。中盤以降はしっかり入れましたね。
かばに差し置いて、人間も見た目だけじゃないんだよ、知らない部分がいっぱいある。例え肉親でも。
みたいな芝居でした。
メロンのみんな頑張ってました。
けど、まだまだいけると僕は思います。
姉妹を含めた人間関係が前半にもっと振れてればいいのになぁ〜というのが率直な感想です。
特にメロン記念日の面々は四姉妹。
その四姉妹は核になるので前半、その関係性が…賢弟愚兄のように頼りない姉、しっかり者の妹は当然いていいのだけど、基本姉は姉であり、妹は妹みたいな関係性がもう少しクリアであった方が最後のパンチが効いたかなと。
今が駄目なわけでは決してなく、もっとよくなる。そんな感じがしました。
彼女たちにはまだまだ出来るでしょ。
だってライブとかであれだけ歌って踊って喋れるわけですから。
勘はいいはずです。
後は慣れと、生で感じる吸収力かなぁ。
もっとも僕が共演したことがあるのは柴田あゆみちゃんだけで、彼女の今回の役所は末っ娘。
見た目優等生のしっかり者ですが、それを演じていてというか、周りの思い通りの自分でいなきゃいけないことで心に闇を抱え込んでしまい…爆発。
姉妹の誰も知らない四女がそこにいる。
かばは見た目愚鈍でおとなしそうだけど、実は狂暴な一面もあるんですよ。
という所にかかったりするわけですね。
もう少し深い部分が作家としてはあるのかも知れませんが、僕にはそこまでしか読み取れなかった。
彼女がそういう役をやるのは面白いですね。
真剣に感情の振幅を大きくすると疲れますからねぇ〜。
それを3回とかやるとへとへとになると思いますが、試練だと思って一回一回全力投球して欲しいですね。
会場ではまた多くのメロンファンの方に声を掛けて頂きました。
すいません、愛想がなくて。
素でいると妙に緊張しちゃうんですよねぇ。
(((^^;)
役者と面会していても、自分が何を言ってるのか分からなくなります。
凄いよね、席にも人が座ってて
…?
いや、椅子にも人が座ってて
…?
いや…
通路に座布団ですよね?
とにもかくにも明日明後日?は彼女たち、1日3ステージなんですね。
ジャニーズや歌舞伎以外では有り得ないです。
しかも終わってから始まるまで、ごく僅かしか休めない。
大入りなんで、お客さんには有難いことでしょうけどやる方は大変ですね。
ぶっちゃけ普通ならやりません。
うちなんか土日でも一回だったし…それもどうかと思いますが。
とにかく、暖かいファンに見守られつつ頑張って欲しいですね。
大森さん、好きなんですよね。
なんか厳しさの中にも、優しさをもってるっていうか・・。
ブログでは、ハローの舞台にかかわることが多いだけあって、なっちの「トゥーランドット」なんかもしっかりチェックして感想をあげてくれてたりするので面白いです。
演出家の目線から見た舞台。
興味のある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか??